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睡眠不足と食べ過ぎ

睡眠不足と食べ過ぎ

ついつい食べ過ぎてしまう日が続いてしまう時

睡眠時間がいつもより短いようだったら

しっかり睡眠時間をとりましょうという。

ワシントン大学の実験結果の紹介1)です。

対象者は、20代の健康な男性15人に

4日連続で5時間睡眠を実施させ

5日目に高カロリー食を食べさせたところ

食後の中性脂肪は上がらなかったにも関わらず

自己申告では、睡眠不足は満腹感を感じにくかった。

また、10時間の睡眠に戻したところ

食後の中性脂肪は元の状態に戻り

睡眠不足は、脂質の代謝に影響を与えていると報告しました。

お腹がすいたなという時は、

遊離脂肪酸(FFA: free fatty acid)が血液中に増えて

これが摂食中枢に伝えられて空腹感を感じます。

遊離脂肪酸は

脂肪細胞内に蓄えられていて

中性脂肪(トリグリセリド)が

ホルモン感受性リパーゼという酵素の働きで

分解されてグリセロールとともに

血液中に放出されたものです。

遊離脂肪酸は、

血液中を運ばれて

体内の各組織で

エネルギーとして利用されますが、

余剰分は肝臓にとりこまれ、

中性脂肪になります。

血液中の遊離脂肪酸の濃度は

血液中に運ばれたり

肝臓に取り込まれて中性脂肪になったり

して一定に保たれています。

 

遊離脂肪酸は心臓の筋肉を動かす

エネルギー源でもありますが、

心臓の状態が良くない時に血液中の

遊離脂肪酸が増えすぎると

心不全を引き起こすことがあります。

また肥満改善のために

すすめられることが多い有酸素系の運動も

長時間続けると、

血液中の遊離脂肪酸が増加して空腹感を感じて

ついつい食べ過ぎてしまうこともあります。

一方でお腹がいっぱいと

満腹感を感じるには、

血糖値が上昇して

血液中のブドウ糖の濃度が上がることで

情報が満腹中枢に伝えられて

満腹感を感じます。

 

満腹感と空腹感は、

血液中のブドウ糖と

遊離脂肪酸の濃度で決まります。

血液中の、

この2つの物質の濃度が脳内にある

満腹中枢と摂食中枢を刺激することで

満腹感や空腹感を感じます。

血糖値の上昇は、

食事を始めて20分ほどかかるので

早食いなど急いで

食べてしまうと食べ過ぎてしまい

余分なエネルギーを取りすぎてしまうことも。

ついつい食べ過ぎてしまう時については

以前ブログでも人間は太らないようにできている

「セットポイント」理論でご紹介しました。

 

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健康にもダイエットにも睡眠は大事ですね。

 

参照WEB

Four nights of sleep restriction suppress the postprandial lipemic response and decrease satiety

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31484696

脂質異常症とは

https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_337.html

相澤 景太

カイラックス治療院 代表

整体師 鍼灸師(国家資格)コンディショニングトレーナー

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

 

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