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膝下O脚 X脚 歩き方

O脚 X脚 歩き方

カイラックス整体スクール受講生に配信しております。

X脚 O脚は、

運動をする上で怪我や故障に影響するため

スポーツの現場においても

膝関節や股関節、足関節に負担のかからないように

脚の使い方を含めた身体の使い方を修正していきます。

基本は、運動中だけでなく日常生活での

立ち方や歩き方が重要で

運動連鎖を考慮しながらの動作改善していきます。

今回は、トレーナーとして活動している受講生と

姿勢や歩きなど動きを見ながら

関節モビライゼーションや動作改善について進めていきました。

 

X脚や膝下O脚といわれる中で多い

膝関節の外反は

股関節や足関節の位置関係と

運動連鎖によって生じることは

一定の知見が得られています。

膝関節外反のバイオメカニクスは

膝関節の外反は

大腿骨・脛骨・腓骨

股関節・足関節・足部の複合関係

によって構成されているため

膝関節外反は大腿骨内転・内旋、

脛骨外旋、足部回内が生じる1)ことや

股関節の内転・内旋が生じる2)ことや、

股関節の内旋・内転、脛骨外旋

で足部回内が生じる3)ことが報告されています。

また股関節内旋の増加が

膝関節外反と関係する4)ということや

股関節外旋筋力は動的な膝関節外反モーメントを

制御すると報告されており5)

膝関節の外反と大腿骨の運動に関わる筋群との

関連性が明らかになっています。

 

参考文献)

1) Li,G. Rudy,T. W, Sakane, M., Kanamori, A., Ma, C. B., Woo, S.L.(1999).The  leimportance of quadriceps and hamstring muscle loading on knee kinematics and in-situ force in the

ACL. JournalofBiomechanics. 32, 395・400.24

2) Hewett, T. E., Myer, G. D., Ford, K. R., Heidt, R. S., Colosimo, A J., McLean, S. G., van den Bogert, A J., Paterno, M. V, Succop, P. (2005). Biomechanical measures of neuromuscular control and valgus loading of the knee predict anterior cruciate ligament injury risk in female athletes. Am J Sports Med. 33, 492・501.

3) lreland,M. L.(1999). Anterior cruciate ligament injury in female athletes: Epidemiology. Journal of Athletic Training.34,150・154.

4) Lephart,S. M.,Ferris, B. L., Riemann,J. B.,Fu,F. H.(2002). Gender diffe rencesin strength and lower extremity kinematics during landing. Clin Orthop Relat Res. 401, 162・ 169.

5) Leetun,D. T.,Ireland,M. L.,Willson, J. D., Ballantyne,B. T., Davis, I. M.(2004). Corestabty measures as risk factors for lower extremity injury in athletes. Med Sci Sports Exer. 36, 926・934

相澤 景太

カイラックス治療院 代表

コンディショニングトレーナー 整体師 鍼灸師(国家資格)

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員


 

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