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整体 スクール バイオフィードバック法

整体 スクール バイオフィードバック法

整体スクール短期受講生に配信しています。

 

ヘルスケア関連のスマートディバイスが

割と安く手に入るようになり手軽に

心拍数や血圧等も計測できるようになりました。

今回は、ヨガの講師をされている受講生の提案で

セルフケアの一つとして

バイオフィードバック法で

腹式呼吸などを用いて

スマ―トウォッチを用いて

心拍数や血圧などの変化を確認しました。

興味深い結果でしたので

次の受講は、バイオフィードバックから

進めていければと思います。

バイオフィードバックについては

『マインドフ ル ネ ス の フ ィー ドバ ッ ク と

バ ィ オ フ ィー ドバ ッ クの 比 較検討』R)の

文献がありましたので

バイオフィードバック法の説明と

参考文献をリンクしています。

以下、引用

バイオフィードバック法について

1.起源と方法

バイオフィードバック法 は

インドにおけるヨーガ行者らが

心拍を自ら制御できるという知見に興味を持った

アメリカの生理学者らが

自律伸経系の反応や脳波を意志的に制御できること

を基礎研究で明らかにしたことで発展してきた。

 

カミヤ(J.Kamiya )の行った脳波のα 波の

コントロールの研究1)は、

バイオフィードバ ック法によって

心のコントロールの可能性を

示したものとして有名になった。

具体的には知覚できず

また意志でコントロールできない

自律神経系に関する

さまざまな反応を工学的技術によって

知覚できるようにしその情報を用いることによって

コントロールできるようにすることである。

現在までに試みられている自律神経系の反応は

皮膚電位、心電図、皮膚温、血圧 、容積脈波などである。

脳波や筋電図に関してもおこなわれている。

それらの反応のフィードバック情報は音、光、画像などである。

 

1,2 原理

バイオフィードバック法の原理を心理学的に

整理すれば次のようになる。

スキナー(B .F.Skinner)は

生理的な反射をレスポンデント反応

意志的な反応をオペラント反応とした。

生体の反応系は,意志ではコントロールできない

自律神経系の反応

すなわちレスポンデント反応と

体性神経系の意志で動かすことの

できるオペラント反応に分けられる。

オペラント反応が出来るのは

反応の結果のフィードバ ックがあるためである。

レスポンデント反応は、刺激によって変化するが

フィードバックが知覚出来ないために

意識的には変化出来ないとされていた。

これに対して ミラー(N .E.Miller)らは

レスポンデント反応(自律神経系の反応)

もフィードバ ックを与えると変容できることを示した2)。

これらの研究の集積の結果

人間の自律反応の

バイオフィードバック法の確立に大いに寄与した。

自律神経系の反応において

反応のフィードバックを視覚や聴覚を通じて

対象者に与えることで

それをそれぞれの感覚で知覚し

好ましい方向に変化させるための

メカニズムについて考えてみたい

例えば通常は知覚できない

皮膚電位反射を波形で示し

反応の値が大きいことが

フィードバックされたとする波形を見ているうちに

偶然反応が低くなる時が来る。

その時の生体の情報が何かを試行錯誤で

発見するということかもしれない 。

それが繰り返されるうちに

その反応が学習される。

反応を弱めるためにはただ見ているだけで

可能となるのではなく

それには弱めようと試みる

(オペラント反応)が起こる必要があろう。

この試み反応は皮膚電位反射(反応 )そのものではない 。

それとは別の意志で働かすことのできる反応

例えば 呼吸反応とか筋弛緩反応である。

このような介在する反応を介して

皮膚電位反射に働きかけがあるはずである。

そうであるならば

最初から積極的に行ってもよいはずである。

参照WEB)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjbf/39/1/39_KJ00008046153/_pdf/-char/ja

1 )Kamiya ,J.(1969) Operant control of the EEG alpha rhythm and some of its reported effects on consciousness .In Charles Tart, (Ed .), AUefed state of consciousness (pp.489−501).New York : John Wiley & Sons.

2)Miller,N .E.& DiCara,L.(1967) Instrumental learning of heart−rate changes in curarized rats : Shapingand specificity to discriminative stimuli .  ComParative& Physiological Psychology , 63,12−19.

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