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ダイエットにはイメージ

ダイエットにはイメージ

整体スクール 短期コース受講生に配信しております。

今回は、エステ店を開業されるため

美容系の整体 を学びたいという受講生と

マンツーマンのレッスンでした。

歪みを調整する技術レッスンを軸にしながら

痩身目的で来店される方も多いということから

イメージを利用したダイエットに対する

モチベーション維持について話し合いました。

また、ダイエット以外でも

何かを習慣化することについて

行動変容理論を用いた方法などの活用例や

ケーススタディーを共有いたしました。

ダイエットの基本は、

食べたカロリーと

身体を動かしたカロリーの収支で

食べたカロリーが多ければ太る

身体を動かしたカロリーが多ければ痩せる

というのが基本です。

しかし、それがわかっているけど

なかなかできない。

できたとしても続かないのが当たり前です。

この当たり前の壁をどうやって乗り越えるか

今回は、Functional Imagery Training(FIT)

これまでのマインドを変えて

「マインドセットシフト」され

ダイエット行動が維持されましたという

イギリスのプリマス大学の研究チームの

研究結果を紹介させて頂きます。

BMI25以上の141人を対象に、

Motivation Interviewing(MI)セラピーと

Functional Imagery Training(FIT)の2つのグループに分けて

1回目は、1時間の対面 

2回目の電話(最大45分)

3ヵ月間は2週間ごとに

最大15分のBooster callsが提供され

その後6ヵ月間は、月に1度提供されました。

参加者は、介入フェーズ6ヵ月の終了時

ベースライン12ヵ月後に評価されました。

減量に5倍の効果があったとしています。

6ヵ月後

FIT群 体重減少-4.11㎏ 

MIT軍 体重減少-0.74㎏

両群の平均体重差 -3.37㎏

12ヵ月後

FIT群 体重減少-6.44㎏ 

MIT軍 体重減少-0.67㎏

両群の平均体重差 -5.77

MIセラピーに比べてイメージを

利用するFITは、

目標に向けての動機付けを高め

自己効力感を高めることができ

ダイエットなどの行動を続けることが

できましたという話でした。

ダイエットに関わらず

何かを始めようとするとき

何かを始まられる方に対して

継続していくモチベーション維持が大切ですので

臨床の場においても活用して

みなさんとさらに精度を高めていければと思います。

参照WEB

https://www.plymouth.ac.uk/research/psychology/functional-imagery-training

Functional imagery training versus motivational interviewing for weight loss: a randomised controlled trial of brief individual interventions for overweight and obesity

https://www.nature.com/articles/s41366-018-0122-1

 

 

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