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鍼治療は効くよ

鍼治療は効くよ

カイラックス整体スクール生に配信しております。

スクールに入る動機は様々ですが

人の役に立ちたいという気持ちは

共通しています。

あくまでも整体スクールで

手技療法を学ぶ場でもありますが

今期は、鍼灸師の資格を持つ先生方が多く

専門性を活かすことを目的に

東洋医学の側面や鍼灸の論文等を

ベースにした会が多い傾向にありました。

その中でも鍼灸師の資格を持ち

プロスポーツの現場に従事する方が多く

実際の現場では、外傷や傷害などのケースは少なく

疲労や筋肉痛などのリカバリーや

コンディショニング調整が主となります。

鍼灸、整体やストレッチなど手技や

トレーニングなど一人で何役も

カバーすることも多く

そのために、

手技の数を増やしたいということで

症例や目的に応じて

さまざまなアプローチ法を

実践して、体の変化を体感して

気づきを得ながら

また実践するということを何度も繰り返しました。

いろいろな実践を試していくうちに

このやり方に

エビデンスはありますかという

質問も出ました。

常にエビデンスの取れた方法の

情報収集はかかしておりませんが

そもそもエビデンスとは

というからみなさんと良く

議論した年でもありました。

鍼灸がプラセボだという話については、

10年前の『代替医療のトリック』

(サイモン・シン、エツァート・エルン ストン著、

青木薫訳、新潮社、2010.)にての

「鍼の効果には科学的根拠がなく

プラセボー効果に過ぎない」との主張から

一時話題になっておりましたが

ここで使用されていた

根拠やデータをしっかり

調べることなども行いました。

ここで使用されたデータからは

逆に

一般的な標準治療より鍼灸治療の方が

効果的であるというデータが示されています。

詳しくは、

鍼灸治療はプラセボー効果ではなく本当に効く

以下、

鍼灸治療はプラセボー効果ではなく本当に効く

から要約

例えば薬の治療効果を検証するには、

医師と患者のいずれもが本物か、

偽物かを分からないように

して両者の効果を比較することが行われます。

偽薬によるプラセボー効果と本物の薬の効果を比較し、

本物の方が偽物より有意に効果があることを証明しようとします。

本当にサイモン・シンらが言うように

鍼の効果はプラセボー効果によるもので、

鍼治療そのものには効果はないと決めたデータでは

真の鍼治療とシャム鍼では差が認められなかったが、

標準治療とは差があったと報告されています。

同様に中国式鍼治療とシャム鍼とは差が認められなかったが、

待機群とは有意な差があったと述べられています。

こうしたデータをサイモン・シンらは、

最小刺激とした偽鍼治療と鍼治療では有意な差がなかったとし

鍼治 療はプラセボー効果であると断じたのでした。

しかし、

これらの臨床試験で対照とされている

最小刺激による 鍼治療は決してプラセボーではなく、

日本においては良く行われている

浅刺による鍼治療に当たります。

従って、中国で行われている太い鍼

で深く刺す鍼治療と浅くて軽微な鍼治療では

効果に差がないということを示したものであり、

決してプラセボーではないということです。

しかも中国式鍼治療および日本式の

鍼治療は西洋医学で行われている

標準治療よりも効果があるということを明らかにらしたものです。

サイモン・シンらの記述は、

明らかに誤った解釈であることを指摘せざるを得ません。

以上をまとめますと

鍼治療は決してプラセボーではなく、

確実に効くということです。

世の中には、いろんな健康情報があふれ

どれが正しいのか選択に迷うことも少なくありません。

お客様に正しい情報をお届けするために

専門家の押し付けでなく

お客様がやってみたい方法を

選択してもらうために

一次資料から調べてみることや

エビデンスとは何かということや

みなさんとコンディショニングについて

議論できるのは、貴重な経験です。

引き続きよろしくお願いします。

 

https://ssl.jsam.jp/pdflib/kiso_p28.pdf

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