認知療法・認知行動療法
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マインドフルネス 瞑想 効果 とは

マインドフルネス 瞑想 効果 とは

 

・瞑想をしても 効果が良くわからない

・瞑想に どのような効果がるのか知りたい

・瞑想を通して 心を落ち着かせていきたい

 

マインドフルネス の為に 瞑想を始めたが

何に効いているのか あまり実感がない

 

そもそも どのような効果があるのか

 

マインドフルネスとは 『今に集中すること』

その為に『瞑想』という方法を用いります

 

今に集中すると どのようなことにつながる

のかを ご紹介させていただきます。

 

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マインドフルネス 瞑想 効果 のほどは

 

マインドフルネスの効果については、

これまで先行研究から

 

・ ストレスの低減

・ 心理的症状の低減

・ 幸福感の増進

 

といった心理面や身体面での効果が

実証されています 1)

 

他にもマインドフルネス介入の効果を扱った

臨床研究も多く

 

慢性的な痛み うつ病 摂食障害 がん、喫煙

などの 生活習慣に関わる様々な領域 や

抑うつや不安障害の改善の効果 において

その有用性が認められています 2)

 

また 社会人の精神衛生の向上という点で

職場での メンタルヘルス改善 に用いられる

ケースもあります。

 

現代の職場においては

常に目標やゴールといった将来に向けての

業務を推進していくこと

 

そして 過去の改善点 に修正を行いながら

目標やゴールを達成することなどが求められ

ています

 

未来の不安 過去の不満 で思考が落ち着かず

心を今に集中すること が難しくなっていると

考えられます

 

そこで瞑想を取り入れて

 「今に集中する」 心をつくる

 

今に集中すること により

思考が落ち着き パフォーマンスが上がる

 

アスリートの ゾーン という状態に

 

目の前のこと 今に集中していると

自分本来の力を発揮できる

 

今に集中する マインドフルネス の詳しくは

マインドフルネス 瞑想 で整えよう

 

瞑想によって 今に集中する

そうすることで 心身両面の効果が

期待できるのです

 

では マインドフルネストレーニングを用いて

意識的にモチベーションを高めることも

出来るのか

 

マインドフルネストレーニングでは残念ながら

モチベーションを高める効果には繋がらない

 

それはなぜか

 

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マインドフルネスとモチベーション

 

マインドフルネスの健康効果は報告されて

いますが それがモチベーションとは別という

ミネソタ大学カールソン経営大学院

で行われた実験の報告です。

 

マインドフルネストレーニングをした

グループは

マインドフルネストレーニングをしない

グループに比べて

タスクに取り組む意欲が低く それにかけよう

と思う時間も少なくなっていた 3)

と報告しました。

 

また タスクのパフォーマンスを測定した所

マインドフルネストレーニングは

 

心の静寂や受容性をもたらし 心の安定を

もたらしますが そのことと作業の質には

関係がないことを明らかにしました

 

マインドフルネストレーニングにおいて

心の安定等の効果は考えられるものの

 

他に企業側が従業員に期待する効果

「仕事のモチベーション向上」 とは別だと

いう可能性が考えられます

 

近年 企業 特にベンチャー企業などで

マインドフルネス研修が取り入れられています

 

ベンチャーの起業家は世の中をより良くしたい

現状に対しての不満や怒りなどが 原動力や

モチベーションとなっているケースは

よく耳にする話です

 

現状を打破して よりよい未来をつくっていく

 

その過程でおこる 色々なあつれきや試練

葛藤や不安をマインドフルネストレーニング

で 心の安定をもたらしながら突き進んでいく

事は 精神衛生上も非常に重要なこと です

 

マインドフルネストレーニングで

モチベーションを向上させるか どうかは

2つのモチベーション で違ってきます

 

モチベーションとは心理学の考え方です

 

このモチベーションには

・ 外発的モチベーション

・ 内発的モチベーション

2つ があるとされています

 

外発的モチベーションとは

行動の要因が 自分の外側からの

評価・賞罰・強制など人為的な刺激によるもの

 

内発的モチベーションは

行動の要因が 自分の内側から湧き起こった

興味・関心や意欲によるもの

 

である という考え方です

 

マインドフルネストレーニングは

瞑想で『今に集中』して 今の物事を

ありのままに受け入れること

 

そうすると 現状に不満や怒りを感じなくなり

モチベーションが低下してしまう可能性が

ありますが

 

現状に満足してしても やりたいこと

突き動かされるもの は何なのか

自分の中から沸き起こる興味 関心 意欲など

自分自身の内発的なモチベーション を探る

きっかけになることも言えます

 

【まとめ】

マインドフルネス 瞑想 を始めたが

どのような効果があるのか

 

先行研究では

・ ストレスの低減

・ 心理的症状の低減

・ 幸福感の増進

 

といった心理面や身体面での効果が

実証されており

 

慢性的な痛み うつ病 摂食障害 がん 喫煙

などの 生活習慣に関わる様々な領域 や

抑うつや不安障害の改善の効果 においても

その有用性が認められています

 

また 瞑想によって 今に集中することで

思考が落ち着き パフォーマンスが上がる

自分本来の力を発揮できる 事につながります

 

一方で瞑想によって モチベーションを

向上させるという効果はつながらない

 

心の安定にはつながるが 仕事の意欲には

つながらなかった

 

モチベーションには

・外発的モチベーション

・内発的モチベーション

に分かれていて それぞれモチベーションを

向上させる刺激は異なる

 

マインドフルネス 瞑想 を用いて

思考を落ち着かせ モチベーションを上げる

きっかけは何かを探ることにはつながる

のではないでしょうか

 

今に集中すること が出来るようになると

日常生活のパフォーマンスアップだけでなく

身近な所では ダイエットなどにも有効です

 

プロポーションが崩れた原因が何なのか

に気づき どのようにすればボディメイク

につながるかを 知るきっかけに

 

ダイエットを継続・成功させるための

パフォーマンスアップにつながります。

 

・瞑想の方法を知って 思考を落ち着かせたい

・瞑想で 健康維持増進をはかりたい

・瞑想を ボディメイクに取り入れたい

 

マインドフルネスを取り入れたダイエットは

プチ断食 ダイエット でボディメイク

↑↑↑こちらもご覧ください↑↑↑

 

参照WEB)

1) The effect of mindfulness meditation: A meta-analysis. Mindfulness, 3, 174–189.

Mindfulness Meditation Impairs Task Motivation but Not Performance

2)春木 豊・石川 利江・河野 梨香・松田 与理子(2008).“マインドフルネスに基づくストレス低減プログラム”―健康心理学への応用― 健康心理学研究,16, 167– 177

3)https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S074959781630646X

 

文責 : 榎本 裕司

整体師歴20年、カイロプラクター

コンディショニングトレーナー

カイラックス恵比寿院 院長

日本健康スポーツ従事者協会 理事

Wasedaウェルネス研究所 研究員

 

監修:相澤 景太

カイラックス治療院 代表

整体師 鍼灸師(国家資格)コンディショニングトレーナー

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

 

作成日:2020.03.2

最終更新日:2020.05.23

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