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腰痛を予防する体操、ストレッチ

いつもカイラックスをご利用いただき

誠にありがとうございます。

 

4月は 座りっぱなしや立ちっぱなし等の

仕事で忙しく腰が痛いというお客様が

多くいらっしゃいました。

 

腰痛は生涯で70%以上の人が経験する

と言われており

 

先行研究では

腰痛は,先進諸国の国民の70%以上が

生涯のいずれかの時点で経験するといわれているほど

頻度が高い疾患である.1)

とあります。

 

腰痛の原因として

体幹の筋力低下、骨盤の歪みが挙げられ

 

腰痛症患者の腹筋・背筋の筋力が

低下していることを報告している。

近年、ローカル筋群に分類される腹横筋が

腰痛症の予防や改善に

効果があると注目されている。2)

 

骨盤の過度な前傾による腰椎に前弯増大、

あるいは骨盤後傾による腰椎前弯の減少は、

腰背部の周囲筋や腸腰筋、大腿四頭筋、

ハムストリングス、下腿三頭筋の柔軟性低下を招き、

腰痛症の原因となりやすい3)

とあります。

 

腹横筋 ( ふくおうきん )とは

コルセットのように

お腹全体を覆うように付着し

腹圧を高め 体幹を安定させる 役割を持ちます

お腹のインナーマッスルである

腹横筋が上手く使えなくなる事で

姿勢が安定せず腰に負荷がかかり

腰痛につながりやすくなります。

 

骨盤は

前に傾くと腰椎の前カーブが大きく

後ろに傾くと腰椎の前カーブが小さくなります。

どちらに傾いても姿勢を支える為に

腰の周囲や足の筋肉が緊張し

腰痛につながりやすくなります。

 

 

腰痛を予防するためには

お腹のインナーマッスルである

腹横筋を使いつつ

ストレッチで柔軟性を高める事が必要です。

腹横筋のトレーニングの一つとして

腹式呼吸を取り入れたドローインがあります。

 

ドローイン

1、膝を軽く曲げ仰向けに寝る

2、 お腹 を凹ますように息を吐く
    
3、息を吐き切り お腹を凹ました状態で

     5秒キープする

4、15回繰り返す

 

腸腰筋ストレッチ

1、仰向けで片膝を曲げ、両手で持つ

2、膝を胸に引き寄せる

3、30秒キープする

 

大腿四頭筋ストレッチ

1、片足を曲げて足の甲を持つ

2、踵をお尻に引き寄せる

3、30秒キープする

 

ハムストリングスストレッチ

1、足先にタオルなどを引っかけ仰向けになる

2、30秒キープする

 

下腿三頭筋ストレッチ

1、床に座り片足にタオルなどを引っかける

2、タオルを手前に引き足首を曲げる

3、30秒キープする

 

【まとめ】

腰痛の原因として

体幹の筋力低下、骨盤の歪みが挙げられ

予防するためには

お腹のインナーマッスルである

腹横筋を使いつつ

ストレッチで柔軟性を高める事が必要です。

 

ドローイン、ストレッチをこまめに行う事で

腰痛が楽になったというお客様の声を頂きます。

ぜひ試してみて下さい。

 

お体の不調が続いているときは

一度 ご相談いただければと思います。

大泉学園院はゴールデンウィークも営業しているので

お気軽に LINEしてください。

 

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参照WEB:

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrm1963/43/10/43_10_661/_pdf

http://www.waseda.jp/sports/supoka/research/sotsuron2010/1K07A116.pdf

https://www.jstage.jst.go.jp/article/spinalsurg/31/2/31_140/_pdf

 

文責 : 田上 尚平

整体師歴10年 カイロプラクター

コンディショニングトレーナー

カイラックス 大泉学園院 院長

日本健康スポーツ従事者協会 理事

Wasedaウェルネス研究所 研究員

 

監修:相澤 景太

カイラックス治療院 代表

整体師 鍼灸師(国家資格)

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

 

最終更新日:2023.5.2

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