生活習慣病 糖尿病 防ぎ方
糖尿病 とは
血糖値が慢性的に高くなる状態です
先行研究では
日本の糖尿病の有病者数と予備群は,
約 2050 万人と報告されている
(平成 24 年厚生労働省)
糖尿病の罹患数は,
生活習慣と社会環境の変化に伴って
急激に増加しており
現在の代表的な生活習慣病となっている.
2 型糖尿病は完治しない疾患であり,
進行すると糖尿病性網膜症・腎症・神経障害
などの合併症を引き起こす.
これらの合併症の予防や
進行を防ぐためには,
食事・運動・薬物療法などの
治療や継続的な自己管理が重要1)
とあります
糖尿病は
1型糖尿病と2型糖尿病に
分かれています
1型糖尿病
免疫の働きの異常により
インスリンをつくる 膵臓の細胞が
障害されることで起こります
2型糖尿病
食べ過ぎ、飲み過ぎ
運動不足、ストレスなどの
生活習慣の乱れ により起こります
糖尿病の9割以上が
2型糖尿病 といわれています
糖尿病 の症状として
喉の渇き、倦怠感
トイレが近くなる、体重減少
などがあります
さらに悪化すると
網膜症、腎不全、末梢神経障害
などを引き起こし
失明、人工透析、足の切断
などに つながる可能性があります
糖尿病の検査は
血液検査で血糖値や
過去1〜2ヵ月の
血糖値の状態を反映する
HbA1c値 (ヘモグロビン・エーワンシー)
を調べます
1、早朝空腹時の血糖値が 126mg/dL以上
2、75グラムのブドウ糖を溶かした水を
飲んだ後に 血糖値を測る検査で
2時間後の血糖値が 200mg/dL以上
3、時間に関係なく測定した
血糖値が 200mg/dL以上
4、HbA1cの値が 6.5%以上
1度の検査で1〜3のうち1つと
4が同時に確認された場合は
糖尿病 となります
治療として
1型糖尿病の場合は
インスリンの分泌量が
大幅に低下しているため
インスリン注射を 自己で行います
2型糖尿病 の場合は
生活習慣の乱れ が関与しているため
食事療法や 運動療法を行います
生活習慣の乱れによる
2型糖尿病を 予防するには
食生活や 運動不足を
見直すことが大切です
揚げ物や 炒め物などは
カロリーが高いので注意しつつ
野菜などから
食物繊維を とることが大切です
運動は
ウォーキング、ジョギング、
水泳、サイクリング
などの有酸素運動は
全身を動かすことができる 運動です
水中での運動は 膝への負担が少ないため
肥満の場合は 安全かつ効果的です
通勤の駅を 1つ手前で降りて歩く
できるだけ 階段を使う
などの工夫も大切です
ウォーキング については
こちらでご紹介しております
【まとめ】
糖尿病 とは
血糖値が慢性的に高くなる状態です
生活習慣の乱れによる
2型糖尿病を予防するには
食生活や運動不足を
見直すことが大切です
生活習慣病 糖尿病 についてご紹介しました
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参照WEB:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaden/22/1/22_33/_pdf/-char/ja
文責 : 田上 尚平
整体師歴10年 カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス 大泉学園院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師 鍼灸師(国家資格)
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
作成日:2021.3.30