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巻き爪 セルフケア と姿勢で対策しよう

巻き爪 セルフケア と姿勢で対策しよう

 

巻き爪とは、

爪の両端もしくは片方が内側に巻き込んだ状態

多くは足の親指に起こります。

 

巻き爪は痛みから姿勢や歩き方などにも影響し

体のバランスの崩れだけでなく、膝痛や腰痛を

引き起こしてしまうこともあります。

 

巻き爪の原因は爪の性質にあります。

 

爪は もともと丸まって伸びていく

 

その為、

 

1.足の指に力がかかっていない

2.横からの過剰な力

3.爪を切る際の深爪

 

があると、正しく爪に刺激が入らず

丸まって伸びて、巻き爪になっていきます。

 

では、巻き爪を予防するには

 

1、足の指に力がかかるように歩く

2、足の指が横から圧迫される先が細い

  靴を履かない 

3、深爪などの爪切り

 

の3点がポイントです。

 

巻き爪予防 の歩き方は

 

はじめに腰を入れて、背筋を伸ばします。

 

おへその下から足を降り出すイメージで

大きく1歩 を踏み出す。

その時、膝を真っすぐ前に出しましょう。

 

着地は 踵(かかと)から

踵の中心から人差し指のラインで体重移動

足指全体に力を加えて

最後は親指でしっかりと蹴り出す。

 

すり足で歩いたり、ちょこちょこ小股歩きに

ならないように気をつけて下さい。

 

日頃 履く靴は極力先の細くないものを選ぶ

先が細い靴は横から過剰な圧がかかり、

正しく指に力が加わりません。

 

またヒールの高い靴は小股歩きになりがち

なので、注意が必要です。

 

そして、爪切り

 

一番のポイントは切る長さ

指先から1mmほどの長さで揃える

 

平らでまっすぐになるように切り、

爪の角は深く切り込まず、整える程度にする

 

正しい爪切りと正しい姿勢(立ち方、歩き方)

が巻き爪予防につながっていきます。

 

巻き爪による痛み が経度の場合

これから出てきそうだなという時は、

自分でテーピングすることで

痛みの軽減や予防ができます。

 

更年期に急増する「足の悩み」解消⑨「巻き爪」治療、セルフケアと最新技術は?

 

爪のキワにテーピングして、皮膚を引っ張る

事で、爪と痛い部分の皮膚の間に隙間を広げ

爪の食い込みによる痛みを緩和します。

 

寝たきりの方は 様々なケアが必要ですが

一般的な巻き爪は、テーピングをはじめとした

セルフケアや日常生活の姿勢、爪の切り方で

状態が変わっていきます。

 

巻き爪から姿勢のバランスが崩れ、

かばう事により、他の箇所への痛みを

引き起こしてしまうこともありますので

日常生活の見直し、セルフケアをしてみて

くださいね。

 

参照WEB

https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_28.html

http://www.h-cl.org/topics/1190/

https://www.kai-group.com/products/tsumekiri/trouble/makitsume/

http://www.ronenbyo.or.jp/hospital/tiikiriha/rehacolumn/rehacolumn_19.pdf

 

文責 : 榎本 裕司

整体師(治療家歴:20年)、カイロプラクター

コンディショニングトレーナー

カイラックス恵比寿院 院長

日本健康スポーツ従事者協会 理事

早稲田ウェルネス研究所 研究員

全国カイロプラクティック師会会員

 

監修:相澤 景太

カイラックス治療院 代表

整体師歴25年 鍼灸師(国家資格)

早稲田大学人間科学部健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院スポーツ科学研究科健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

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