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身体活動量と動作改善

身体活動量と動作改善

カイラックス整体スクール受講生 

OB・OGに配信しております。

 

カイラックス治療院のお客様で

身体活動量を増やすならと

立つ、歩く、座るといった

日常動作を見直して動作改善を行うことで

歩くのが楽しくなったとの報告とともに

身体活動量が増えるといった傾向が見受けられます。

動作改善は、痛みの軽減だけでなく

若い方は、理想の歩き方で

必要な筋肉は使う

無駄な筋肉は使わないという歩き方になり

美的な満足度を感じていただけるようです。

歩くことが楽しくなれば

そのまま歩く歩数が増えて

身体活動量が増加していることが考えられます。

身体活動量の効果は、

美しく健康的な体型をつくることでの自己効力感の向上)

メンタルヘルス不調の一次予防)

ひざ痛などの改善方法)など言われております。

臨床の現場でも身体活動量の増加に加えて

動作改善での体型変化による効果を実感しております。

「身体活動」とは、安静にしている状態より

多くのエネルギーを消費する全ての動作のことで

「身体活動」は、

ランニングや筋トレなど体力の維持・向上を目的として

計画的・意図的に実施し継続性のある活動である「運動」と

日常生活における労働、家事、通勤・通学などの

「生活活動」が含まれて

「身体活動」=「運動」+「生活活動」というイメージとなります。

便利な社会となり、歩く機会や動く機会が減り

座ることが多くなり身体活動量の低下による問題が言われております。

身体活動量の低下は、

これまで児童から大人の問題だという認識でしたが

アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学等が

「1歳未満の乳児期に身体活動が少ないと

脂肪蓄積が多い傾向があり、その後において

肥満になりやすい可能性がある」という報告をいたしました)。

アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学等が

「1歳未満の乳児期に身体活動が少ないと、

脂肪蓄積が多い傾向があり

その後において肥満になりやすい可能性がある」ということです。

今回の研究では、2013年から2016年の間

ノースカロライナ州ダーラム地域の666人の

乳幼児を持つ母親と乳児を対象に

加速度計を使用して身体活動レベル

BMI、内臓脂肪を追跡し

関連性を調査した結果、

乳児の間では、加速度計で測定された

身体活動が高いほど

体脂肪低下の測定値である

中性脂肪症が減少したとのことでした。

身体を動かさなくて

便利で楽な生活が実現している

一方で身体活動量は低下などが

起因する問題が報告されてます。

今回の研究結果からは

年齢かかわらずの問題だと感じられる内容でした。

日常の中で、できるだけ動くように

動くなら望みの体型になるように

肩こりや腰痛、疾病を予防できるように

活動量だけでなく

日常何気なく行う立つや歩く、

座るといった動作の質も高めて

より健康により美しく提案させて頂けたらと感じています。

 

参照WEB)

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple-att/2r9852000002xpqt.pdf

Less active infants had greater fat accumulation, study finds

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-01/jhub-lai011620.php

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-031.html

 

相澤 景太

カイラックス治療院 代表

専門:スポーツ科学 健康スポーツコンディショニング

治療家 整体師 鍼灸師(国家資格)

早稲田大学人間科学部健康福祉科学科卒 早稲田大学大学院スポーツ科学研究科

健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

日本工学院八王子専門学校教育課程編成委員会委員 (2016年~) 

 

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