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スウェイバック姿勢 座り方 が歪みの原因?

スウェイバック姿勢 座り方 が大きな原因

スウェイバック姿勢 座り方

・座っていると 気づくと猫背になっている

・気づけば 下腹部がポッコリ 前に出てきた

・背筋を伸ばした姿勢の方が 何だか辛い

 

気づけば 姿勢が崩れている

良い姿勢をと意識すると 逆に疲れる

良い姿勢が 良くわからなくなってきた

 

姿勢についての文献考察 では

標準姿勢として使われる

理想的な骨格アライメントは健全な科学的原理

に一致しておりストレスや緊張が最小限の状態

で 身体の最も効率的な状態である

と 紹介されています 1)

 

簡単に一言でいうと 負担が少なく 良く動く

理想的な姿勢では 骨格が体にかかる負担を

支えるため 筋肉などに負担がかかりにくい

 

しかし 良い姿勢にすると疲れやすいという

ことは 崩れた姿勢がクセとなり 良い姿勢を

とるのが 難しくなっている事が考えられます

 

その崩れた姿勢の一つが スウェイバック姿勢

骨盤が後ろに傾き お腹を前に突き出した姿勢

日頃 このような姿勢になっていませんか

このような姿勢の崩れは 日常生活の姿勢の

崩れが そのままクセになっているケースが

ほとんどです

 

現代では 一日の中で 椅子に座っている時間

が一番 という方が多いのではないでしょうか

また どのような座り方をしていますか

 

スウェイバック姿勢につながる 座り方は

このような 背中を丸めた 座り姿勢

 

骨盤が後傾し 背骨が後ろに引き出されて

猫背になる

肩は前に巻き込み 頭も前に出ている状態

さらに 座面の前に滑っていき 背もたれに

寄りかかって座っている という事もあります

 

この姿勢で硬まっていると 良い姿勢を取ろう

にも背筋が伸びずに 良い姿勢が取れない

無理に背筋を伸ばそうとするから 力みが入り

逆に疲れを感じるようになる

 

スウェイバックにつながる 座り姿勢では

首が前に出やすくなり 頭の重さが肩や背中に

負担となって乗ってくる

 

その負担は 首の角度が 2)

15度傾くと 肩に 12kg の荷重がかかる

30度傾くと 肩に 18kg の荷重がかかる

45度傾くと 肩に 22kg の荷重がかかる

60度傾くと 肩に 27kg の荷重がかかる 

 

本来は 骨格が負担を支えるため

肩にかかる負担は 頭の重さ5kg程度です

しかし スウェイバック姿勢になり 頭が前に

傾くと 最大30kg近い負荷が 肩にかかって

きます

 

そのままの姿勢でも 良い姿勢にしようと

しても疲れやすいのが スウェイバック姿勢

の特徴の一つです

 

椅子だけでなく

記事初めの画像のような ソファーの座り姿勢

床に 体育座りのような 背中を丸めた座り方

様々な座り方でも 骨盤が後ろに傾くことが

あります

 

では スウェイバック姿勢にならない座り方

は どのようなことに注意すればよいのか

ポイントは 足の付け根 です

 

次に 座り方のコツをご紹介させて頂きます

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

スウェイバック姿勢 座り方 のポイントは

 

スウェイバック姿勢にならない為には

骨盤をしっかり立てること

 

骨盤の立て具合の確認 には

足の付け根に 注目していきましょう

足の付け根に指を立て 上半身を前に倒す

 足の付け根にあてた指を

前側の腰骨 と 前ももで挟む

指を挟んだまま 上半身を起こしていく

こうすることで 理想的な骨盤の立て具合に

なります

骨盤をまっすぐ立てることで 背筋が伸び

背骨の上に 頭が乗る

頭の重さは そのまま背骨に乗ることで

骨が負担を支え 筋肉に過度な負担がかかり

にくくなります

 

スウェイバック姿勢での座り方は

筋肉がを力ませて支える 疲れやすい姿勢

 

理想的な姿勢での座り方は

骨格が負担を支え 疲れにくい姿勢

 

腰を入れて 足の付け根を折りたたむ

姿勢が崩れていることに気づいたら 骨盤を

立て直して 姿勢をリセットする

 

これを続けて 習慣化させられれば

スウェイバック姿勢になりづらくなって

いきます

 

出来ることから ひとつづつ行ってみて

ください

 

【 まとめ 】

スウェイバック姿勢 とは

骨盤が後傾し お腹を前に突き出した姿勢

 

骨盤が後傾したまま座ると 背中が丸まり

首や肩が前に出やすくなる

本来 骨格が支える負担を 筋肉が支えがちに

なるため 疲れやすくなる

 

長時間 その姿勢のまま座り続けていると

骨盤の後傾がクセとなり スウェイバック姿勢

につながっていきます

 

骨盤をまっすぐ立て 足の付け根を折りたたむ

ように座ると 背筋が伸び 頭の重さなどの

負担を骨格が支えられるようになります

 

座っているときに 骨盤が後ろに傾いてる と

気づいたら 骨盤をまっすぐ立てる ところから

はじめてみてください

 

スウェイバック姿勢は 疲れやすいだけでなく

プロポーションの崩れの原因にもつながります

 

専門的に姿勢からプロポーションを整えたい

というあなたには

骨盤から体型を整える 姿勢・動作改善

も 合わせてごらんください

 

参照WEB:

1)http://www2.sozo.ac.jp/pdf/kiyou2009/07tujimura.pdf

2)https://www.kairax.com/blog/post-2008/

 

文責 : 榎本 裕司

整体師歴20年 カイロプラクター

コンディショニングトレーナー

カイラックス恵比寿院 院長

日本健康スポーツ従事者協会 理事

Wasedaウェルネス研究所 研究員

 

監修:相澤 景太

カイラックス治療院 代表

整体師 鍼灸師(国家資格)コンディショニングトレーナー

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

 

作成日:2021.06.15

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