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O脚 骨盤後傾の影響 歩き方

O脚 骨盤後傾の影響 歩き方

この図のように膝が曲り

背中が丸まり

骨盤が後傾した姿勢での歩き方は

理想の歩き方に比べて

膝や股関節、

腰や背中に負担がかかるため

疲れやすかったり

膝や腰などの疲れや

痛みの原因にもなります。

またO脚で骨盤後傾気味の方は

腰の骨の腰椎も後弯して丸くなり

骨盤が後ろに傾くことで

股関節を外向きにして

外に回る外旋する力が加わります。

お尻にある骨盤にある仙骨と脚の骨である

大腿骨をつないでいる「梨状筋」や

お尻の筋肉である「大殿筋」

お尻の横にある「中殿筋」

太ももの外にある「大腿筋膜張筋」が

硬くなっている傾向にあります。

お尻の筋肉のストレッチやマッサージなどで

柔軟性を高めていくことが大切です。

また、骨盤がニュートラルな位置に比べ

また、骨盤が後傾した姿勢では

前ももに負担がかかるため

前ももの筋力が強く発達している傾向があり

女性では特に

上半身は普通だけど

下半身だけが筋肉質

特に前のももの筋肉の発達を気にされる方も少なくありません。

それは、骨盤が後傾することで

股関節や膝関節を骨盤前傾に比べて

曲げて立ったり歩いたりすることで

骨盤前傾に比べて

前ももを過剰に使っていることが考えられます。

そのことでプロポーションへの影響は

・太ももの前側ばかり筋肉が大きくなっている気がする

・骨盤横の出っ張りが気になるようになってきた

・大転子の横の筋肉が大きくなってきている

大転子の出っ張りなどプロポーションへの影響が出てきます。

 

骨盤前傾に比べ骨盤後傾の場合

歩き続けていると前ももがはってきたり

ひざ痛や股関節痛を感じる方もいます。

体の軸がズレていて骨盤が後傾しているため

股関節や膝関節を過剰に曲げて歩いてしまうため

この状態で歩いていると

腰や膝に負担がかかることで

身体症状として腰痛やひざ痛、

股関節痛などの原因になることもあります。

骨盤後傾による影響

まずは、歩き方の前に

腰を入れた姿勢を体得して

アライメントを調整していくことが大事です。

立腰姿勢に関する記事

理想の姿勢は腰を入れ骨盤を立てる が基本です。

立腰歩き

1、腰を入れ、腰から前に出すように歩く

腰を入れながら、足を前に出す時、後ろから

腰をスッと前に押し出してもらうイメージで

歩いていきます。

2、かかとで踏む時間を長くする

かかとから着地し、自然な流れでつま先で

蹴り出すように。

その際、かかとに体重がかかる時間をいつも

より長くする。

3、前ももの力は極力抜く

膝を無理に伸ばそうとすると、前ももに力が

入りやすい。力まず、自然体で歩を進める。

3つの立腰歩きのポイントを意識して歩くと

自然と裏ももが使っている感覚が出てきます

重心をいかに後ろへ持っていけるか

後ろ側の筋肉をどれだけ使えるか

が立腰歩行の基本です。

まずは、無理しないで

立腰姿勢を意識していただき

それからその姿勢で歩くことを意識すると

歩きやすいと思います。

立腰姿勢も

腰や背中に力が入りやすい事もありますので

腰を入れたら腰や背中の力を抜く意識をしてみてください。

座った状態で

骨盤を前傾と後傾を繰り返しているうちに

腰や背中の力が抜ける感覚やコツが

わかってくると思います。

無理をしないで徐々に試していただけたらと思います。

 

参照WEB

歩行周期おける骨盤傾斜角度の違いによる大腿骨角度と股関節角度について

https://ci.nii.ac.jp/naid/130007694127

 円背姿勢で滑りやすい床面を歩行したときの歩行様式

https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2016/0/2016_0655/_article/-char/ja/

脊柱アライメントと体幹屈筋/伸筋比の関連についての検討〜胸腰椎アライメントに着目して〜

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ptkanbloc/38/0/38_O-009/_pdf/-char/ja

相澤 景太

カイラックス治療院 代表

整体師 鍼灸師(国家資格) コンディショニングトレーナー

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

 
 

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