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内臓脂肪型肥満 の特徴と落とし方のポイント

内臓脂肪型肥満 とは

内臓脂肪型肥満

・ぽっこりお腹を触ると 硬く 張っている

・おへその周囲が ぽっこり出ている

・年齢とともに だんだんお腹が出てきた

 

体重の割には お腹だけがポッコリ出ている

ぽっこりお腹の原因のひとつが 体脂肪

この体脂肪が増える事で 肥満につながります

 

肥満は 成熟・肥大化した脂肪細胞が増え過ぎる

ことによる 脂肪組織の過形成が原因である 1)

と 脂肪細胞に関する文献で述べられています

 

過剰に摂取したエネルギーは 脂肪細胞内に

貯えられていき 大きく膨らんでいきます

大きくなった脂肪細胞が増えると 肥満に

なっていく

お腹にある 多くの体脂肪が 大きく膨らむ

ことで お腹がぽっこりしていきます

 

ここで重要なのが

体脂肪は 主に2種類 に分かれている

ということです

 

体脂肪は 内臓脂肪 と 皮下脂肪 に分かれる

主な違いは 脂肪がついている場所が異なる

 

簡単に説明すると

腹筋の 内側の脂肪 か 外側の脂肪 かの違い

腹筋の内側が 内臓脂肪

腹筋の外側が 皮下脂肪

になります

 

腹筋の内外どちらの脂肪が大きくなっているか

で お腹の出方 見え方 に変化が出てきます

 

今回は 腹筋の内側につく 内臓脂肪型肥満

について ご紹介させて頂きます

 

内臓脂肪がつくと

どのようなお腹の出方になるのか

どうすると 内臓脂肪がつきやすいのか

どうすれば 内臓脂肪を落とせるのか

などをご紹介してまいります

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内臓脂肪型肥満 の4つの特徴

 

体脂肪は 内臓脂肪と皮下脂肪 に分かれる

内臓脂肪の特徴は

 

①、腹筋の内側についている

内臓脂肪というと 内臓に脂肪がついている

イメージを持たれるかもしれませんが 

そういうわけではありません

 

内臓脂肪は 腹筋の内側にある

内臓を包む膜(腸間膜)に蓄積します

 

内臓脂肪の上に腹筋があるので 脂肪が

下に垂れることはなく おへそ周りを中心に

太鼓のような出方をします

このようなお腹の出方から リンゴ型肥満

とも呼ばれています

 

また 内臓脂肪を 直接触れるわけではないので

ぽっこりと出たお腹を触ると 硬く張っている

のも特徴です

 

②、加齢とともに増える

体脂肪は 摂取カロリー>消費カロリー

のバランスになると エネルギー過多になり

脂肪細胞に蓄えられていき 大きくなっていく

 

加齢とともに 基礎代謝が落ちてくると

消費カロリー量が減り脂肪が蓄積しやすくなる

 

③、落ちやすい脂肪である

蓄積した内臓脂肪は すぐに消費されるため

体脂肪の中でも 最も落ちやすい

 

内臓脂肪は 一時的なエネルギー貯蔵庫

の役割があるため 規則正しい生活をし

カロリーコントロールを行えば 比較的早く

落とすことが可能です

 

④、内臓を守っている

基本的に良いイメージのない 内臓脂肪

ですが 実は無くてはならない 大切な役割を

持っています

 

腹筋の内側 内臓を包む膜に蓄積していく脂肪

は 内臓を守るクッションの働きがあります

 

もし 内臓脂肪が全くなかったら 様々な外圧で

内臓がダメージを受けやすくなります

また お腹の中でひしめき合っている内臓同士

は お互い擦れて傷つけあってしまいます

 

内臓を様々な衝撃から守るために 内臓脂肪は

無くてはならない存在でもあるのです

 

これらが 内臓脂肪の特徴になります

良い面もあれば 悪い面も持ち合わせています

重要なのは 適切にコントロールしていくこと

 

皮下脂肪に比べて 分解されやすい内臓脂肪

なので 収支のバランスを整えていくことで

大きく膨らんだ内臓脂肪を 小さく戻していき

ぽっこりお腹を 凹ますことにつながります

 

次に 内臓脂肪がつきやすい おちやすい

生活習慣のポイントについて ご紹介させて

いただきます

 

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内臓脂肪がつきにくい 生活習慣とは

 

内臓脂肪型肥満に関する先行研究では 

内臓脂肪型肥満者 および メタボリックシンド

ローム該当者ではビタミン ミネラル 食物繊維

の摂取が少ない 相対的に糖質の多い食事内容

であることが明らかとなった 2)

と 述べられています

 

また

内臓脂肪型肥満の成因には 生活のリズムに

精神的な余裕が不足しており ストレスの影響

を強く受けて 食生活や生活行動が歪んでいる

状況にあることが推察される 3)

 

糖質は分解されることで 活動するための

エネルギーになります

しかし 消費しきれないエネルギーは 脂肪細胞

に貯えられ 大きく膨らんでいきます

 

内臓脂肪型肥満の方は 糖質の多い食事になり

また 食べすぎる傾向にある ということです

 

おへそ周りが出る特徴の 内臓脂肪型肥満

による ぽっこりお腹を引き締めるためには

 

・糖質を減らし 栄養バランスの良い食事

 を心がける

・暴飲暴食にならないように 規則正しい

 食習慣を身につける

事が重要です

 

・お菓子、スイーツを控える

・アルコールを控える

・お茶碗によそうご飯の量を減らす

ストレスの少ない所から スモールチェンジ

で 食事内容を修正していく

 

無理のない範囲で 食事の時間も一定に

どうしても 不規則なってしまう食事時間は

一食 抜いてみるのもオススメです

 

個人差はありますが 無理に3食とらずに

一日2食にしてみると 自然と摂取カロリー

を減らすことにつながります

 

また 意図的に空腹時間を確保することで

内臓を休ませることが出来 また脂肪燃焼に

重要な一時的な飢餓状態を作る ことにも

つながります

 

その方法のひとつに 一日2食にして

16時間の空腹時間をつくるプチ断食

があります ご興味がありましたら 上記記事も

合わせてご覧ください

 

参照WEB:

1)https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/124/5/124_5_337/_pdf/-char/ja

2)https://ci.nii.ac.jp/naid/120005765332

3)https://www.jstage.jst.go.jp/article/mibyou1998/13/1/13_1_148/_pdf

 

文責 : 榎本 裕司

整体師歴20年 カイロプラクター

コンディショニングトレーナー

カイラックス恵比寿院 院長

日本健康スポーツ従事者協会 理事

Wasedaウェルネス研究所 研究員

 

監修:相澤 景太

カイラックス治療院 代表

整体師 鍼灸師(国家資格)コンディショニングトレーナー

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

 

作成日:2021.07.25

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