股関節 ポキポキ 鳴るのは弾発股かも!?
・股関節を回すとの腰ポキッと音が鳴る
・股関節の詰まり感が気になる
・ふいに股関節がグキッとなる
痛みがあったり、無かったり
日常生活で股関節がポキポキいうのは
弾発股 が原因かもしれません。
弾発股とは・・・
股関節の動きに伴う筋肉の腱や靭帯などが
骨で引っかかり、弾かれる現象をいいます。
なぜ、股関節に関連する腱や靭帯が
骨に引っかかるのでしょうか。
それは姿勢の崩れが原因のひとつです。
姿勢が崩れると骨盤、股関節が歪みます
その時に股関節を動かす筋肉や靭帯などに
負担がかかり、ひずみが起きると引っかかりを
起こしてしまいます。
では、具体的にどのような所で
引っ掛かりが起こるのでしょうか。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
弾発股には外側型、内側型の2種類があります
1、外側型は大腿筋膜、腸脛靭帯、大殿筋膜 1)
2、内側型は腸腰筋腱 2)
で弾発が確認されています。
引っかかりの多くは外側で起こることが多く、
腸脛靭帯が大転子の上を滑るように動く時に
弾発します。
股関節や大転子に問題があったりしますが、
ほとんどの場合、筋膜、腱、靭帯への負担の
かけすぎ、使いすぎが原因といわれています。
内側では腸腰筋の腱が引っかかり弾発します。
腸腰筋は大転子より内側にある小転子に付着
骨盤の前、後傾の動きで伸縮します。
日常生活の姿勢の崩れによって、骨盤が歪み
腸腰筋が機能低下を起こすと、付着部周辺で
引っかかりやすくなります。
これらの弾発股を予防、改善していく為には
姿勢の見直しが重要です。
筋肉、腱、靭帯に負担をかけない
伸びる、縮むなどバランス良く筋肉が動く
骨で支える姿勢を意識しましょう。
骨で支える姿勢のポイントは
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
そのポイントは 腰を入れる
骨盤をまっすぐ立てる という事
猫背やそり腰姿勢は骨盤の後傾によって
起こります。
骨盤が後傾すると、腸腰筋は短縮し、
股関節が曲がり、重心は前、外側に乗りやすく
殿筋が硬くなります。
姿勢を見直し、腰が抜けている時は腰を入れる
その上で股関節周りのストレッチなどで緩めて
いきましょう。
【まとめ】
股関節を回すとポキポキ音が鳴る原因の一つに
弾発股があります。
外側型と内側型と2種類あり、
股関節を動かす筋膜、腱、靭帯に負担がかかり
硬まってくると、擦れて引っかかり、弾かれる
時に音が鳴ります。
股関節に負担をかけない『腰を入れた姿勢』
を意識し、状態に応じて股関節のストレッチを
行っていきましょう
・ポキポキなる股関節を
どこで診てもらえば良いかわからない
・弾発股予防の姿勢を詳しく知りたい
・腸腰筋、殿筋のエクササイズを知りたい
そのような方は股関節の歪みを
姿勢・動作改善からみていきます。
股関節の調整で 骨盤の横幅も引き締めたい
↑↑こちらも合わせてご覧ください↑↑
文責 : 榎本 裕司
整体師歴20年、カイロプラクター
コンディショニングトレーナー
カイラックス恵比寿院 院長
日本健康スポーツ従事者協会 理事
Wasedaウェルネス研究所 研究員
監修:相澤 景太
カイラックス治療院 代表
整体師歴25年 鍼灸師(国家資格)
早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒
早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)
早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員
参照WEB
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishiseisai1951/32/4/32_4_1230/_pdf/-char/en
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishiseisai1951/46/3/46_3_644/_pdf
作成日:2019.11.13