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反り腰 腰痛を予防する運動、ストレッチ

いつもカイラックスをご利用いただき

誠にありがとうございます。

 

9月は反り腰で腰が痛いという

お客様が多くいらっしゃいました。

 

反り腰とは

骨盤が前に傾き

腰椎の前弯が強くなった状態です。

 

腰痛の原因の一つとして

骨盤前傾による腰椎前弯の増加が挙げられ

 

先行研究では

骨盤傾斜角度は脊柱アライメントに影響を与え、

骨盤前傾位では腰椎前弯角は増加し、

骨盤後傾位では逆に減少する。

腰椎の過剰な前弯は腰痛の原因の一つとして考えられ、

腰痛のリハビリテーションとして

腰椎前弯角を減ずることを目的に

下肢のストレッチや骨盤後傾運動が行われている。1)

とあります。

 

人間の背骨は横から見た場合に

首が前、背中が後ろ、腰が前の

S字弯曲を描いています。

 

骨盤が前に傾くことで

腰椎の前カーブが強くなり腰に負荷がかかり

腰痛につながりやすくなります。

腸腰筋が緊張し

腹横筋、腹直筋、腹斜筋、殿筋群などが

上手く使えないため

反り腰による腰痛を予防するには

これらの筋肉を使えるようにする事と

ストレッチで柔軟性を高め

前傾した骨盤に後傾の動きを付けることが必要です。

 

骨盤後傾運動

1、仰向けで両手を腰の下に置く

2、両手を腰で押し付けるように骨盤を後傾させる

3、5秒キープする

腹横筋、腹直筋、大殿筋を鍛える運動です。

 

腹横筋の運動

1、膝を軽く曲げ仰向けに寝る

2、 お腹 を凹ますように息を吐く
    
3、息を吐き切り お腹を凹ました状態で

     5秒キープする

4、15回繰り返す

 

腹横筋+腹直筋の運動

1、仰向けで両肩が浮く程度に身体を持ち上げる

2、両手を膝の上に置く

3、息を止めずに5秒キープする

4、10回繰り返す

ゆりかご運動

1、両手を膝の上に乗せ両足を浮かせる

2、体重を後ろに移し

     背中が床に付く前に体重を前に移す

3、10回繰り返す

腹直筋、大殿筋を鍛える運動です。

 

腹斜筋の運動

1、仰向けで両手を頭の後ろに置く

2、反動を付けず 上半身を捻りながら

     対角の膝と肘が触れるように 体を起こす

3、左右10回×3セット繰り返す

 

大殿筋の運動

1、うつ伏せでお腹の下に枕を入れる

2、両足を直角に曲げ片足を上げる

3、左右10回繰り返す

 

腸腰筋ストレッチ

1、両手太ももの裏を持つ

2、床から浮かせるように尾骨を上げる

3、30秒キープする

 

これらのエクササイズ、ストレッチを行う事で

反り腰が安定した腰痛が出にくくなった

というお客様の声を頂きます。

ぜひ試してみて下さい。

 

お体の不調が続いているときは

一度 ご相談いただければと思います。

お気軽に LINEしてください。

 

【大泉学園院】にLINEで相談する

 

参照WEB:https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2009/0/2009_0_A3O2042/_pdf/-char/ja

 

文責 : 田上 尚平

整体師歴10年 カイロプラクター

コンディショニングトレーナー

カイラックス 大泉学園院 院長

日本健康スポーツ従事者協会 理事

Wasedaウェルネス研究所 研究員

 

監修:相澤 景太

カイラックス治療院 代表

整体師 鍼灸師(国家資格)

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

 

最終更新日:2023.10.6

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