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50代 変形性股関節症 を予防する体操と姿勢

50代 変形性股関節症 を予防する体操と姿勢

・以前に比べて 股関節が痛むようになった

・股関節が 硬くなった

・変形性股関節症を 予防したい

と悩んでいる方の記事になっており

 

これから紹介する

運動と立ち姿勢を行うことで

お尻の筋肉を使い

変形股関節症を予防しやすくなります

 

変形性股関節症の予防には

股関節周りの筋力が必要で

股関節周りの筋力維持には

 

姿勢などの改善が必要になります

 

先行研究では

股関節症患者において

各股 ROM と股関節周囲筋の

容積との関連を検討した。

股 ROM と小殿筋および大腿筋膜張筋の

容積に関連は認められなかった。

屈曲および外転・内旋 ROM の低下は

大殿筋・中殿筋・梨状筋の

容積の減少に関与していた。

本研究の結果,股関節周囲筋の

維持・改善には股 ROM の増大や

姿勢・動作様式の修正の

必要性が示唆された。1)

とあります

 

変形性股関節症患者における股関節可動域と股関節周囲筋の容積との関連

による論文では

・足を上げる、外に開く、内に閉じる

   股関節可動域 の低下は

   お尻の容積の減少に関与していた

・股関節周囲筋の

   維持・改善には股関節可動域 の増大や

   姿勢・動作の修正が必要

とあります   

 

変形性股関節症 は

加齢や肥満 により

関節軟骨 がすり減ることで

股関節 のスムーズな動作が障害を受け

股関節痛 につながります

 

変形性股関節症の発症年齢は

40~50歳代で

予防の為にはお尻周りの筋力が

必要と言われています

 

 

予防に必要なお尻の筋肉の一つとして

殿筋群があります

殿筋群は

大殿筋 ( だいでんきん )

中殿筋 ( ちゅうでんきん )

小殿筋 ( しょうでんきん )

という3つの筋肉の総称です

殿筋群 は

足を後ろに引く、太ももを開く動きに作用し

日常生活では 歩行を安定させる ために

使われる筋肉です

 

殿筋群が機能低下を起こすことで

 

安定した歩行ができず

股関節の負担に

つながりやすくなるため

運動で筋力を落とさないことが大切です

 

お尻の運動

1、横向きで寝る

2、上の足をゆっくりと上げる

3、上がりきったところで3秒キープ

4、ゆっくりと下す

5、反対も同じように行う

6、左右10回×3セット行う

 

 

変形股関節症を予防するには

お尻の筋力だけでなく姿勢を意識して

股関節の負担を減らすことも大切です

 

姿勢が崩れた状態では

膝が曲がり骨盤が後ろに倒れ

股関節の負担につながりやすくなります

姿勢を整えるには

腰を入れて後ろに傾いた 骨盤を

立たせる事が必要です

 

背中が丸くなった姿勢が慢性化し

背骨の動きが硬くなると

骨盤を立たせた姿勢が取りずらくなるため

整体やマッサージなどで

背骨の柔軟性をつける事が大切です

 

【まとめ】

変形性股関節症の予防には

股関節周りの筋力が必要で

股関節周りの筋力維持には

姿勢などの改善が必要になります

お尻の筋肉が 筋力低下を起こすことで

股関節に負荷がかかり

変形性股関節症につながる可能性があるため

筋力を落とさないようにする ことが必要です

 

50代 変形性股関節症 を予防する体操と姿勢

についてご紹介しました

 

姿勢の整え方を 確認したい 股関節の痛みを予防したい

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参照WEB:  https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2015/0/2015_0085/_pdf/-char/ja

 

文責 : 田上 尚平

整体師歴10年 カイロプラクター

コンディショニングトレーナー

カイラックス 大泉学園院 院長

日本健康スポーツ従事者協会 理事

Wasedaウェルネス研究所 研究員

 

監修:相澤 景太

カイラックス治療院 代表

整体師 鍼灸師(国家資格)

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

最終更新日:2022.2.12

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