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ビタミンC不足 壊血病 予防するには

ビタミンC不足 壊血病 予防するには

 

壊血病 とは

ビタミンCの 欠乏状態が

続くことで起こる症状です

通常の食生活では発症しづらいですが

野菜や果物などを摂取しない

極端な偏食で発症する可能性があります

 

先行研究では

壊血病患者は現代の先進国でも多く存在する,

従って,壊血病は過去の疾患ではない.

現在の日本では食物が豊富であるため,

壊血病患者は殆どいないと思われている.

しかし,慢性的なアルコール中毒者,

高頻度の喫煙者,独り暮らしの高齢者などでは

新鮮な果物や野菜を摂っておらず,

Cが不足している人は多くいる

可能性は十分に考えられる,

事実,村田らは日本人喫煙者で

血中C濃度が低いことを報告している

また,佐々木らは加齢に伴い

血中C濃度が減少することも報告している

高齢者で血中C濃度が減少する原因は

加齢に伴う腸管からのC吸収率の低下,

または体内C保持率の低下によるのかもしれない.

私たちは自分自身の偏食により,

自分でも気づかない間にC不足に陥らないよう,

新鮮な果物や野菜から積極的にCを摂るよう

心がける必要がある1)

とあります

 

壊血病は

長期間のビタミンC不足

が原因となります

体内のビタミンC貯留量は

通常約1,500mgですが

300mgに低下した際に

壊血病を発症するといわれています

 

壊血病の症状として

倦怠感、体重減少、鈍痛

内出血、点状出血

歯肉炎、貧血、免疫力低下

キズの治りが遅い

などがあります

ビタミンCが不足することで

血管が脆くなり

下肢に内出血を起こしやすくなります

 

壊血病の診断として

血中のビタミンC濃度が (<2μg/ml)

で壊血病となります

 

壊血病の治療として

症状が落ち着くまで

アスコルビン酸100~500mgを

1日3回1~2週間服用し

その後は

1日当たりの推奨摂取量の1~2倍の

ビタミンC摂取を続ける必要があります

 

ビタミンC は

体内で作ることができないので

果物類、野菜類、いも類

などから 摂取して

予防することが大切です

厚生労働省 では

ビタミンCの摂取量を

100 mg/日

と推奨しています

 

ビタミンCについては

ちらで詳しく紹介しております

 

【まとめ】

壊血病 とは

ビタミンCの 欠乏状態が

続くことで起こる症状です

ビタミンC は

体内で作ることができないので

果物類、野菜類、いも類

などから 摂取して

予防することが大切です

 

ビタミンC不足 壊血病 

についてご紹介しました

 

文責 : 田上 尚平

整体師歴10年 カイロプラクター

コンディショニングトレーナー

カイラックス 大泉学園院 院長

日本健康スポーツ従事者協会 理事

Wasedaウェルネス研究所 研究員

 

監修:相澤 景太

カイラックス治療院 代表

整体師 鍼灸師(国家資格)

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

作成日:2021.4.3

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