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腰骨 出てる 骨は『大転子』と言います。

腰骨 出てる けど、これは何?

どうして骨盤の横幅が細くならないのだろう。

 

 

骨盤の横幅 を広くしてしまう

腰骨 出っ張り 部分は

≪大転子≫

と呼ばれている部分です。

 

 

大転子とは

太ももの骨(大腿骨)上端の一部です。

 

股関節を形成している部分の外側で

大転子が外側にせり出してくると

骨盤周りのサイズ感に影響が出てきます。

 

では、なぜ大転子が外側に出っ張って

くるのでしょうか。

 

それは お尻の筋肉が弱いから

 

お尻の筋肉と言っても

多くの筋肉がありますが、

 

特に重要なのはお尻のインナーマッスル

深層外旋六筋(しんそうがいせんろっきん)

 

六つの筋肉から構成されていて

これらの筋肉は大転子に付着しています。

 

お尻の筋肉がしっかり使えていると

大転子を内側に引きこめます。

 

弱いと大転子が外側に引っ張られて

腰骨が出っ張ってくるのです。

 

大転子が出っ張ってくると

 

・ウエストと骨盤でパンツのサイズ感が変わる

・スリムパンツを履くと出っ張りで引っかかる

腰の位置が下がって見えてしまう

・太ももの外側に脂肪が付きやすい

下腹部がポッコリと出てきてしまう

 

など下半身のプロポーションに

大きな影響が出てきてしまいます。

 

大転子の出っ張りを整えるには

 

お尻の筋肉を鍛える事

 

お尻の筋肉は

日頃、立つ、歩く、しゃがむ、立ち上がる

など日々の動作で使われます。

 

デスクワークなどで座っている時間が長い方も

多いと思いますが、動かない日はありません。

 

お尻の筋肉を使っていない日はほぼ無いのです

 

なのに、弱くなるお尻の筋肉

 

なぜなのでしょうか?

 

それは、

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お尻ではない筋肉に頼って

日々の生活を送っているから

=============

 

お尻ではない筋肉とはどこか?

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

お尻の代わりに姿勢を支えている筋肉は

前ももの筋肉 大腿四頭筋 です。

 

姿勢が前がかりになり、

つま先重心になってくると

太もも前側の筋肉に力が入りやすくなります

 

・骨盤が後ろに傾く(骨盤の後傾)

・膝が『くの字』に曲がる(膝関節の屈曲)

 

これらの歪み姿勢になってくると

前ももの筋肉で体を支えがちになります。

 

これがお尻が使えなくなる原因です。

 

骨盤の横幅 など下半身を引き締めたい

と思って、ランニングなどの運動をする

 

下半身が引き締まるどころか

前ももがたくましくなってきてしまった

 

そのような声を良く伺います。

 

重心を つま先 から かかと

 

日常生活をかかと重心に変える事によって

お尻の筋肉に刺激が入るようになります。

 

お尻の筋肉を鍛える事は

大転子を引っ込めるために、とても重要!

 

しかし、お尻の筋肉を強化しても

日常生活で使えなければ、

大転子を引き込み続ける事は出来ないのです。

 

骨盤の横の骨 大転子の出っ張りを

整える為には

 

1、重心をかかと前方1/3に置く

2、お尻の筋肉で姿勢を保てるようにする

3、お尻の筋肉を鍛えて大転子を引き込む

 

この流れが必要となっていきます。

 

まずはかかとに重心を置いて立ってみましょう

 

つま先が浮くか、浮かないか

後ろに倒れそうにならないか

体がフラフラしてこないか

 

真っ直ぐ立てない、姿勢を保てない方は

姿勢の歪みを整えましょう。

 

その上で、深層外旋六筋をはじめ

お尻の筋力を強化するエクササイズも

行っていくと、股関節バランスが整い

大転子周りの見え方が変わっていきます。

 

大転子を引っ込めるエクササイズの詳細は

関連リンク⇒ 大転子 引っ込める プロ直伝エクササイズ5選

 

かかと重心で姿勢を保てるようにして

大転子の出っ張りを整えたい方は

 

大転子の出っ張りを引っ込める姿勢・動作改善

↑↑↑こちらもご覧ください↑↑↑

 

 

文責 : 榎本 裕司

整体師歴20年、カイロプラクター

コンディショニングトレーナー

カイラックス恵比寿院 院長

日本健康スポーツ従事者協会 理事

Wasedaウェルネス研究所 研究員

 

監修:相澤 景太

カイラックス治療院 代表

鍼灸師(国家資格)

早稲田大学 人間科学部 健康福祉科学科卒

早稲田大学大学院 スポーツ科学研究科 健康マネジメントコース修士課程修了(スポーツ科学)

早稲田大学スポーツ産業研究所 招聘研究員

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